2018年10月19日金曜日

子の安産祈願は五ヶ月目の戌の日が最も大事

妊娠5ヶ月戌の日に安産祈願

日本は世界で最も長い歴史を持つだけに伝統行事がたくさんある。最近では簡素化されてきているが地方ではまだまだ伝統を大切にする意識が根強く今でも健在だ。その中でも今日は妊娠5月目の戌の日に安産祈願をする行事を「紀子さまの育児日記」と合わせて紹介したい。

妊娠中の行事の中では初めての行事

妊娠5ヶ月目の戌の日に岩田帯を締める風習があり、岩のように頑丈で健康な赤ちゃんが生まれるようにと願うそうだ。「紀子さまの育児日記」では犬のお産が軽い事から、戌の日にお腹を守る腹帯を巻くという。妊娠5ヶ月経った後の始めの戌の日に神社で安産祈願をするのだが最近では省略するケースが増えている。

私は親が子の安産を願い、神社で祈願をする事は親と子が日本に絆を作る作業だと思っている。その積み重ねがゆくゆく子供が両親を愛し、日本を愛せる人に成長していけるのだと思う。

皇室では2度する

皇室では一般と少し違った行事をするのだが、考えは同じだ。1回目は私達と同じように妊娠5ヶ月目の戌の日に行われる「内着帯式」で秋篠宮殿下が皇后さまがご用意なさった白いさらしの腹帯をシルクのワンピース姿の紀子様にお渡しする。そして9ヶ月目に正式に「着帯の儀」を行う。

興味深いのはこの着帯の儀の最後に天皇・皇后両陛下が送られた腹帯を秋篠宮殿下が結び終える事で締めくくる所だ。古くから行われている皇室の行事には男性が女性を最後にしっかりと支えるという考えた合ったのだと思った。

まとめ

岩田帯を妊娠5ヶ月の戌の日に妊婦が神社に安産祈願する伝統行事を行う人は年々少なくなっているが、伝統行事にこそ日本の民族的要素がある。また安産祈願は親と子が日本との絆を深める行事の一つでもあると思うので出来る限り参加することが子供がゆくゆく日本精神ある大人に成長し、その核を持って社会で、世界で活躍できる人となると私は思う。

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